Out of Africa

夏になると見たくなる映画があります。メリル・ストリープとロバート・レッドフォード主演の1985年の映画「Out of Africa」(愛と哀しみの果てに)。邦題がひどいです。笑 以前は女優メリル・ストリープが格別好きではありませんでした。いわゆる美女っていう顔とも違うし、中学生の時に見た「The House of Spirits」(愛と精霊の家)で彼女が演じた役がクセがありすぎて、その時の印象をずっと引きづっていました。でものちにメリル・ストリープの大ファンの夫の影響で彼女主演の映画を散々見せられ、私もいつしか好きになっていました。そもそも名女優を、好きか嫌いかという問い自体が愚問なのですが、とにかくメリル・ストリープを好きになったきっかけがこの「Out of Africa」でした。

この映画は、20世記初頭にアフリカに渡った、デンマーク人の女性カレンの波乱万丈な半生を描いたドラマです。最大の見所は、やはりアフリカの壮大な自然を捉えたシーンの数々。特に空中撮影が映し出す、光景は心動かれさる美しさです。2時間40分と長作ですが、ストーリーを突き動かすのは、主人公カレンの力強い生き様。デンマーク人を演じるストリープの訛りがある英語のナレーションが一癖あるも言えますが、ストリープファンとなった今では、それが彼女の演技の醍醐味と素直に受け入れられます。ドーソン・リントンの視点からは、サファリの場面や農作業をする時のカレンの衣装にも惹かれます。

映画の原作は、アイザック・ディーネセンの自伝『アフリカの日々』。サリンジャーの『ライ麦畑でつかまえて』の作中に、主人公ホールデンが図書館員からまちがって渡された本が、読んでみたらすごくよかったという、その本でもあります。

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